気分がさえない、仕事を頑張りたい、自分を上手に表現したい…など、今度こそ何かに挑戦したいと考えているあなた。
手軽に気分が変わるだけでなく色の心理効果を利用して、今度こそ『なりたい自分』を目指しましょう♪
色には、人の心理や行動に大きな効果があるのです。
ここでは、色がもたらす心理効果もあわせてわかりやすく少し紹介します。
仕事で勝負したい、自信を持ちたい人は「赤」
「赤」は、人の交換神経に刺激を与えアドレナリンを出す効果があります。
食欲も増進しますし、やる気もUPします。
最近なんとなく元気が出ない人や、仕事でやる気をみせて頑張りたい人におすすめの色です。
服はちょっと…抵抗のある人は靴がおすすめ☆花を飾るのも効果的です!
ちょっと気を付けてほしいのは、寝室です。
真っ赤なカーテンを使うのはあまりお勧めできません。
積極的になれる色ですが、刺激が強すぎておこりっぽくなったりします。
寝室には、精神的に安らぐ薄いベージュ系のカーテンにアクセントカラーとして赤いラグを敷くことをおすすめします。
集中力をUPさせる、ダイエット成功を目指す人は「青」
「青」は、抑制効果が高く精神を落ち着かせる効果があります。
心が落ち着くと集中力もUPします。
成績を上げたい子ども部屋、集中したい書斎、寝室のカーテンやラグの色に最適です。
中には、いい案を出すために会議室の壁紙に青を使っている会社もあるそうです。
また、ダイエットをしたい人にもおすすめの色です。
副交感神経を刺激して赤と反対に食欲を抑える作用があるのですよ。
考えてみてください、ファーストフードなどの飲食店は赤や黄色の看板が多いと思いませんか。
看板を見て食欲を掻き立てられる作用を利用しているのです。
食事も赤や黄色の食べ物や料理はおいしそうに見えて食欲がわきますよね。
逆に青い色は、不思議と口にしたいとは思わないですよね。
例えば、青いイチゴとか青いケチャップとか(笑)
人間関係を改善したい・コミュニケーション能力を高めたい人は「黄色」
黄色は、左脳に刺激を与え知性を高める作用があります。
頭の回転が速くなることで人との会話が苦手な人も上手くコミュニケーションをとることができるようになる効果があります。
身に着けるものとしてはスマホケースやハンカチ、部屋には黄色の花、クッションなどおすすめ!
赤同様に鮮やかな黄色は、寝室のカーテンは控えたほうがいいでしょう。
薄いレモンイエローぐらいにしたらいいと思います。
疲れている、元気になりたい人は「緑」
緑は、脳への刺激が少ないため、安心感、落ち着きがもたらされます。
リラックス効果抜群なので、仕事や育児が忙しくてとにかくゆったりして元気になりたい人におすすめの色です。
グリーンのネクタイ、服だけでなく、部屋はカーテン、ラグ、観葉植物などおすすめ!
森林浴は、まさに生きた緑の自然に囲まれることを言いますよね。
リラックスできて当然ですね。
優しい人になりたい・女性らしくありたいなら「ピンク」
ピンクは、見ていて心が満たされる作用があるので、幸せな気分になれ人を思いやることのできる優しい心が芽生えやすいといえます。
ピンクは、服だけでなく花やリネン類バック類などもいいですね!
ビビットなピンクではなく、淡い色のピンク(ペールピンクなど)がおすすめです。
恋愛中の人にもおすすめですよ。
気分をリセットしたい、新スタートを切りたいなら「白」
「白」は、浄化作用が強い効果があります。
純真、無垢な色なので清潔感も与えます。
新しいことを始めたい人や心機一転やり直したい人にお勧めです。
ただし、カーテン、ラグが白なら家具は木目のものなど軟らかい印象のものを選ぶといいですよ。
部屋中、真っ白だと明るすぎて常に緊張した状態が続いてしまします。
リラックスできないのです。
とても清潔感があり、部屋も広く見えるのにちょっと残念ですよね。
ポイント
カーテン、ラグを買い替えるぐらいなら簡単にできますし、普段モノトーンを好む方は色味の服が苦手な場合は、身に着ける下着や小物で、ぜひ試してみてください。 人はピンクで若返り、黒い服は皺を増やす。赤は血圧を上げ、不眠症には青が効く。黄色い車は事故が少なく、紫好きは芸術家が多い。人の心と体に影響を及ぼし、その好みで相性や適職さえも分かり、ストレス解消にも役立つ色の謎を、日本の商品学の草分け的存在だった商学博士が科学的に解明。快適色彩生活入門のバイブル的1冊!
参考文献:『色の秘密 最新色彩学入門』(著者 野村順一、文春文庫PLUS)